「えっ!この人ってもしかして・・・」
久しぶりにアメブロ界隈をパトロールしていて、ある記事の写真に目が釘付けになった。
その優しい顔に見覚えがあった。
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工房くん。そう呼ばれていた鮎釣り師さんの本名さえ知らないけれど、よく覚えている。
一昨年の6月1日。初めて奥津川の解禁で、初めて新しい竿で50匹も釣れたあの奇跡の釣行
あの時にずっと付きっきりで親切丁寧にご指導くださった方だ。
案内くださったSさんの会社の社員の方だった。工房くんだなんて呼ばれてるってことは、もしかしたらすごく器用で何か工房を構えてらっしゃるのかなあ~とか思いながら、その時は目の前の鮎釣りに一生懸命で、鮎釣りの話しかしてなかったので彼のことを何もしらない。
「もっと底を泳がせた方がええな」「掛け針かえようか」「そうそう!もう掛かるで~!」
ずっとコーチしてくださるのが申し訳なくて、
「工房さんも釣ってくださいよ~っ、悪いです~(;^_^A・・」
といくら言っても、
「僕はええんよ、ええんよ」
と優しく笑ってた。
私がお昼ご飯を食べる時には、場所とられたらあかんから!と代わりに釣っていてくれた。
もしかするとあの時こっそり釣果を増やしてくださっていたのかもしれないなあ・・・。 

また、揖保川ででも一緒に鮎釣りができるものとばっかり思っていた。
その時には、あれだけ教えてもらったのだから少しは上達したとこをみせようと思ってた。

でももう二度と一緒に竿をだすことはなくなってしまった。
今年も奥津川の解禁に行けば逢えるような気がしてならないけれど。
・・・もう逢えないんだなあ。
特に親しくしていたわけでもない、仲間と呼べるほどの付き合いでもなかったのに涙が零れる。
何故かわからないけど鮎釣りで知り合った人のことを本当に身近に感じてしまう。
近くの親戚の訃報よりもよほど悲しくなる。

今年もまたもう少しすると鮎釣りシーズンがやってくる。
コロナにやられなくても、人は何で逝ってしまうかわかりゃしない。
毎年起こる川の事故だけは無くなって欲しい。
工房くんに教えてもらったことを思いだしながら、今年も鮎釣りに行こう・・・合掌。