私がまだ幼稚園に行っていた頃、お家にカラーテレビが届いた。
それまでは、ガチャガチャする(←チャンネル)白黒テレビだったのだ。私の父親は前にも書いたことがあるが、非常に封建的で厳しい人だった。父親が家に居る間はテレビのチャンネル権は父親のもの。
大抵、プロ野球とかニュースとかばかり見ていて、私が見たいといって見せてもらえたのは、確か、「まんが日本昔話」 と、そう、「8時だよ!全員集合!」くらいだった・・・。

ドリフターズのコントだけは、父も晩酌をやりながら、ワハハハ・・・と笑っていた。
いつも台所でゴソゴソしてる母も一緒にご飯を食べて笑っていた・・・。
兄貴らが中学高校と大きくなってちょっと不良ぽくなっていた頃も、ドリフや志村けんのバカ殿様なんかの番組がある時は、テレビの前に集まって来ていたように思う・・・。

やがて時代は昭和から平成にかわって、私も母親になった。
娘らもやっぱり、ドリフターズの、特に志村けんのバカ殿様とかは大好きだった。
変なお~じさん♫東村山~音頭♬それからあの、「あい~ん!!」・・・みんなが笑顔になる魔法の言葉たち。

リアルではずっと独身だった志村さんは、でも、国民みんなの面白くて優しいおじさんだったと思う。
今年は、俳優としてまた更なる活躍が期待されていた矢先の訃報・・・。
まさかコロナにやられるなんて・・・。

最後の最後まで、凄い仕事をされたと思う。
世の中の誰もが、今まで大してピンときてなかった輩がいたとしたらその人らにも、
コロナウィルスの怖さ、健康の大切さ、本気で気をつけないといけないこと、
を 伝えたと思う。
保身しかない政治家の自粛要請なんかの数万倍、人々の心に伝わったと思う。

・・・志村けんさん。本当にありがとうございました。どうか安らかにお休みください。合掌
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